風水の基本は、不要なものを処分して悪い気をなくすことが最初の基本です。
物理的な整理を行うことで不要な物を見つけ、断捨離することで、スッキリとした環境に整い気の流れが良くなりますます。
究極の断捨離がミニマリストということになりますが、ミニマリストまでの断捨離しなくとも断捨離がもたらす風水効果や、風水からすると捨てたほうがよいモノをご紹介します。
断捨離はヨガの教え
断捨離とは元々はヨガの教えに由来した考え方で、「断行」「捨行」「離行」という、三つの言葉の頭文字を取ったものです。
「断行」は不要なものが家に入って来るのを絶つということで、不要なものを買わないだけでなく、もしかして使うかもしれないと考えて、他人が要らなくなったものをもらわないことも含まれています。
「捨行」は家にある不用品を捨てるということです。家の中には、もう使わなくなったものや、家にあることを忘れているものもあります。それらの物を捨てるのが「捨行」です。
そして「離行」は、物を手放すだけでなく、物に執着する気持ちを捨てるということです。
断捨離で重要なのが、物への執着心から離れることです。
どんな人でも、物を集めたり、物に囲まれることで心が満たされるような気持ちになってきます。
自然な欲望で欲しくなり、ストレスは発散している場合もあります。しかし断捨離を行うと、自分の所有物と向き合うことになっていきます。
持っている物を整理していると「買った当時は思い入れがあったのに今は愛情がなくなったものや、今考えるとなぜこれが欲しいと思ったのか分からないと感じる場合も出てきます。
中には「今でもこれは大切だ」と思えるものも出てきます。
断捨離することで、自分が所有するものを知るというのは自分自身を知るということにつながります。
断捨離をすることで過去や現在の自分自身を見つめ合うことと同じ効果があります。
モノへの執着を減らす
物を捨てるときには、「もしかして必要になることもあるのではないか」「高いお金を出したのにあまり使っていないからもったいない」と感じることもあるかもしれません。
しかしこのような気持ちはモノに対する執着心がある状態です。
執着心が生まれると、人間は本来の欲求ではなく、惰性や習慣によって物を集めたり、物に依存したりすることになってしまいます。
ますます自分が欲しい物がなにか分からなくなり、また別の物を求めるようになっていきます。
断捨離をすることで、モノに対する欲望や執着心を減らすことができます。
今後新しく買う時に本当に今後大切なモノなのかの見極めができてきます。
断捨離を続けることで、執着から解き放たれて、普段より安く売られているものを見つけても、「安いから買わないと損をする」とか「今は必要ではないけれど後で必要になるかも」と買ってしまうようなことがなくなります。
断捨離を行うと、簡単に物を買ったり、買い物で妥協したりといったことがなくなります。
簡単に手に入るものや、妥協して買ったものはあまり大切に扱わなくなります。
大切にモノを扱わないことは、自分自身を大切にしないのと同じことにつながります。
断捨離を行うことで本当に必要なモノだけに整理すると、今の自分の集中できるようになり、自分自身を大切にして、自己肯定感を高めることにもつながります。
断捨離でモノを捨て、本当に対右折な厳選したものだけを手元に残すと、今からの将来に集中しやすい環境が整うことで、効率的な作業や学習が可能になり、スペースの整理によって、創造性が刺激され、物理的な制約や過剰な物の存在がなくなることで、新たなアイデアの発想や創造性が高まります。
余裕のある空間はリラックス効果をもたらし、快適な生活を送ることができ、生活の質も向上します。
断捨離と風水
断捨離は執着を捨てることなので、風水と同じ効果が生まれるます。
風水では、物が多い部屋は気が滞ると考えられています。
物が多ければ多いほど運気がダウンしていきます。
さらに悪くなった気は、さらに悪い気を呼び悪循環に陥ってしまいます。
しかし物の断捨離を行うことで、悪い気を発するものを減らすことができ、さらにスペースが生まれることで、気の流れが整えられ、よい流れが生まれる効果があります。
断捨離をすることで物への執着がなくなると、無駄なものを買うこともなくなります。
結果として必然的にお金が溜まり始めるていきます。
特に風水では、お金はお金のあるところに集まると考えるため、一度お金が溜まり始めるとそれがお金を呼んできてくれるため、さらなる金運アップを期待することができます。
断捨離をやり遂げると気持ちや行動が前向きになり、良い気を呼びこむことにつながります。
このように、断捨離は風水的にも良いサイクルを生み出すきっかけになってきます。
捨てた方が良いもの
断捨離と同様に風水でも、古いものを捨てることは基本ですが、その中でも特にすぐに捨てたほうがよいものがあります。
古い下着です。下着は肌に直接触れるため、風水では非常に重要で、肌に触れる布が持つ気は身体につきやすく、古いものを着用していると、その悪い気が影響してしまいます。
私の家でも子供の時から新年に新しい下着に変えていました。
もし古い下着があれば、すぐに新しいものと取り換えることをお勧めします。
履きふるした靴も見に纏う意味では同様です。
靴は生活には欠かせないものですが、履き古して傷んでいるものや、かかとがすり減ったものを使っていると金運がダウンしてしまいます。
傷んでしまったものや、ずっと靴箱に入ったままの古い靴は断捨離をお勧めします。
大切にしている靴の場合には、丁寧にケアしたり修理すると風水としても効果的です。
また着なくなった服も断捨離した方が良いです。
着なくなった服をため込んでいると、気の流れが悪くなってしまいます。
高価なものや大きなものであればあるほど、捨てたときに気の巡りを改善する効果は高くなるため、厄払いだと思って思い切って処分すると効果的です。
そして不要な本や書籍、書類といった紙類を残しておくと、行動力や仕事運が低下してしまいます。
いらない紙類はできるだけ処分することをお勧めします。
処分することで新しい事に集中できるようになっていきます。私は可能な限り本や書籍は電子書籍で買うようにしています。
そして風水で効果的なのは古いマットの処分です。
風水では金運は足元から入って来るとされていて、古いマットを使い続けていると、様々な形で金運が低下するとされています。
たとえば、トイレのマットが古い場合、体調を壊して医療費がかかるようになったり、キッチンのマットが古い場合、家計の無駄遣いが増えるといった形で出ていくお金が増えてしまうため、ある程度使ったマットは思い切って処分して新しくすることで運気が上がります。
風水は家の方角や部屋の気の流れを改善することで運気のアップを目指す技術ですが、風水の効果を高めるに、不要なものや古いものを整理することで、より大きな効果を得ることができるので定期的に断捨離をすることをお勧めします。
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