日本では東北の地震以降、原子力発電がほとんど機能していないので火力発電に頼っています。
火力発電の燃料の原油の値上がりで、更に電気代が値上がりする可能性が高く太陽光発電を迷っている方が多いと思います。
今回はお金の面から見て、今のお客様がどう考えて太陽光発電を採用しているのかをご紹介します。
今回ご紹介する事例の条件
■日中は仕事をしていて、日中の電気の使用量が少ない方
■高齢者やテレワークなどで日中長く自宅で過ごす時間が長い方
2つの例をご紹介します。
事例は毎月の電気代を15000円くらい支払い、太陽光発電は約4KW屋根に載せている例
日中は仕事をしていて、日中の電気の使用量が少ない方
日中仕事に出かけていて日中の電気の使用量が少ない方は、自宅にいなくても日中に冷蔵庫などの電気を使っていたり、休みの日には日中も自宅で電気を使います。
日中は太陽光発電が作った電気を利用して、使って使いきれない電気が売電になります。
仕事の日はあまり電気を使わず、休みの日に電気を多く利用する方の目安として、太陽光発電を搭載することによって、電気代は約1600円削減できます。
つまり代は太陽光発電を採用することで、本来の電気代の15,000円から1,600円引いた金額の13,400円になります。
そして余った電気は売電に周り、売電金額は約月6000円程度になります。
1ヶ月の目安としては、太陽光発電が作った電気を1600円分使って、電力会社から買う金額が下がり、売電が月6000円あるので、太陽方発電を設置した時の経済効果は削減分と売電額の合計で7600円の効果ということになります。
ちなみに現在私が働いている住宅会社で4Kw程度太陽光発電をつけると、税込で約100万円です。
太陽光発電をつけるとなると、多くの方は住宅ローンの金額が100万円増えます。
100万円は35年の住宅ローンで仮に金利1%で借りた場合は月々2822円になります。
太陽光発電を搭載することで、住宅ローンは月々2822円支払いが多くなるけど、搭載することで得する経済効果は月7600円なので、差し引きの金額の4778円がつけたほうが得ということになります。
高齢者やテレワークなどで日中長く自宅で過ごす時間が長い方
高齢者やテレワークなどで日中長く自宅で過ごす時間が長い方の例だと、太陽光発電を搭載することによって、電気代は約2700円削減できます。
つまり代は太陽光発電を採用することで、本来の電気代の15,000円から2,700円引いた金額の12,300円になります。
日中あまり自宅にいない方の電気代の削減額は約1,600円でしたので、日中自宅で長く過ごす方のほうが、1,100円分太陽光発電で作った電気を多く仕様して、買う電気代が下がります。
逆に日中多く自宅にいるので、売電金額は減り、売電額は約月5,300円になります。
日中あまり自宅にいない方に比べて売電額は約700円少なくなります。
日中自宅で長く過ごす方は、電気代の削減が約2,700円で、売電金額は約5,300円となり、太陽光発電を搭載する経済効果は合計で約8000円になります。
日中あまり自宅にいない方の経済効果は約7,600円でしたので、日中自宅で長く過ごす方のほうが約400円お得になります。
日中自宅で長く過ごす方のほうが経済効果が高いのは、買う電気と売る電気では電気の単価が違うからです。
目安として、電気は買うと1kW/hで約27円なのに対して、電気を売ると買ってくれるのは1kw/hは約19円です。
日中自宅に長く暮らすかたは、19円で売るよりも、27円で買うほうが損なので、太陽光発電が作った電気は売らずに自己消費します。
つまり、今後原油が高くなって、電気代が今後値上げになればなるほど、太陽光発電で作った電気は売るのではなく、自己消費して電気を買う量を減らすほうが特になります。
日中長く自宅で過ごす時間が長い人ほど太陽光発電を搭載したほうが特になります。
パワーコンディショナーの修理費も検討
10年に一度パワーコンディショナーの基盤を交換する費用を考えとく必要があります。
その交換費用も以前はユニットこと交換して30万円くらいかかっていたのが、最近は基盤を交換するようになって10万円以下でできる機種も増えてきました。
仮に10万円だとすると、日中あまり家にいない方の1ヶ月の経済効果は約月7,600円でしたので、10万円を7,600円で割ると約13ヵ月になり、10年サイクルで修理すると、10年のうち約9年弱が経済効果があり、1年ちょっとの経済効果分は修理代に回るということになります。
日当たりが悪い建物の立地条件だと、太陽光発電はお勧めできませんが、日中あまりいない方でも住宅ローンをその分多く借りたとしてもお得ですし、日中自宅で長くすごく方は更にお得になるのでお勧めです。
今後も電気料金は上がる可能性が高いので、売電金額が下がっているといえど、高い料金の買う電気を減らすことができ、経済効果が高いのでお勧めです。
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