金利が1%上がったら月々どのくらい支払いが増える?

資金計画

住宅ローンを組む際に、約7割の方が選んでいる変動金利で、もし今後金利が上がったら毎月の返済がどのくらい上がるのか気にされている方は多いと思います。

私のこのYouTuneチャンネルの過去の動画で、今後の金利の上昇の予測の動画をアップしていますが、この来年4月までは変動金利は上がらないのではと予測しています。

■【5月住宅ローン金利】金利上昇の兆し?!【日銀の金融政策決定会合】

金利上昇の予測しているYouTube動画です。

詳しくは過去の動画を見てくださると嬉しいですが、3年先になると全く予測がつきません。

円安についても過去の動画で動画をアップしていますが、経済学者の見解をみててもこのまま1ドル130円程度が続くと、日本の経済が持たないとの意見もあり、このまま物価上昇を放っておくこともできず、いずれは金利を上げて円安を抑制していくと思われます。

金利が上がっていく局面になったら、住宅ローンを変動金利で組んでいる方はどのくらい毎月の支払いが増えることになるのか気になると思います。

今回は変動金利が上がればどの程度毎月の支払いが増えていくかをご紹介します。

また多くの方がどのくらい金利が上がると予測しているかもご紹介します。

金利が上がると具体的に返済額は?

 

住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を2022年2月9日~2022年4月22日に利用した新規借入および借り換えユーザー3954人を対象として実施された調査によると、

変動金利を利用された方の「平均金利」は0.84%で、「毎月返済額」は平均10.9万円でした。

調査結果には記載されていませんでしたが、平均金利が0.84%で、毎月返済額の平均が10.9万円ということは、借入額を計算してみると平均で35年返済だと3900万円借りているということになります。

この調査結果を元に、変動金利が0.1%ずつ上がった場合の毎月の返済額はが増える金額は

0.1%上昇・毎月1432円増・年間17,184円増

0.2%上昇・毎月2877円増・年間34,524円増

0.3%上昇・毎月4336円増・年間52,032円増

0.4%上昇・毎月5808円増・年間69,696円増

0.5%上昇・毎月7294円増・年間87,528円増

1.0%上昇・毎月1万4924円・年間179,088円増

おおよその概算の金額では1%金利が上昇すると月々1万5千円支払いが増えて、

年間は18万円支払いが増えると覚えれば覚えやすそうです。

0.1%あたり1500円くらいと覚えておくと、住宅ローンの金利の上昇のニュースを聞くたびにおおよその目安が分かりやすそうです。

多くの人の金利予想

住宅ローン比較サービス「モゲチェック」の調査結果では、約80%のユーザーが変動金利が良いと回答しています。この2月以降、固定金利が上昇しているため変動と固定の金利差が拡大しているのも原因になっていて、高い金利の固定金利よりも、低金利の変動金利のほうが人気は根強いようです。

変動金利はいつ上がるのかという質問に対しては、3年以内に上昇すると考えている人が64%という結果と多く、8割の方が変動金利の方が良いと考えているということは、金利が上昇する見通しでも、高い金利の固定金利を借りるほどではないと判断している人が多いと言えます。

金利がどの程度上昇するのかという予測に関しては、1%に上昇すると考えている人が半数との結果になりました。現状維持方1.5%に上昇までを合算すると、85%のユーザーとなるために、平均すると1%の上昇はあり得ると予測できます。

つまり1%金利が上がるとして、月々1万5千円支払いが増えて、

年間は18万円支払いが増える可能性があることをある程度は覚悟しておいたほうがよさそうです。

将来のことは予測不可能ですが、金利上昇に備えて心の準備はしておいた方が精神衛生上よさそうです。

YouTube版はコチラ

コメント

タイトルとURLをコピーしました