新年を迎えるにあたり、くる年に新しい運気を呼び込むために、風水でも年末年始に“やってはいけないこと”がやっぱりあります。
年末年始は大掃除や忘年会、新年会や人間関係で風水で失敗しがちな5つのNGをご紹介します。
くる年の新しい運気に備えての準備に役立ててください。
NG:空気の澱み
年末年始に風水的に避けたい1つ目は、閉めっぱなしの部屋の空気の澱みです。
どうしても寒い冬は熱を逃さないように、窓を開けたりするような空気の入れ替えが少なくなりがちです。
室内の環境が十分できてなく、風通しが悪いと、気も滞り「陰の気」が溜まってしまいます。
「陰の気」とは、ジメジメした湿気やカビが発生しやすい状態のことです。
家のなかにそうしたスペースがあると運気が一気にダウンしてしまうので、普段からしっかりと換気を心掛けてください。
もし物置のようになっている部屋があったら、天気のいい日に窓を開けて、最低でも半日は換気をしてください。
また最近の間取りはトイレなどに窓がない場合が多く、窓のない部屋は空気が澱みます。
換気扇やサーキュレーターを使って溜まった空気を循環させてください。
特に「ちょっと臭う」と感じる場所には注意が必要です。湿気が溜まっていたり、排水溝の汚れが原因だったりすることが多いので、徹底的な換気と掃除で、臭いのもとをシャットアウトしてください。
換気扇やエアコンのフィルターの掃除も年末はお勧めです。建物を良い気の流れにするためにお勧めです。
NG:玄関の煩雑さ
年末年始に風水的に避けたい2つ目は、玄関の煩雑さです。
新年を迎えるにあたり、大掃除して家のなかを整えることは必須ですが、特に玄関は、「運気の入り口」となる重要なスペースです。
宅配で届いた荷物や段ボールなどの梱包材、保存用の水など、本来あるべきでないものを玄関に置きっぱなしにしていると、気が滞ってしまいます
。靴も出しっぱなしにせず、シューズボックスにしまう習慣が理想的です。
履かなくなった靴は運気を下げるので処分してください。
そして意外と見落としがちなのが傘で、特にビニール傘で傘立てがパンパンになってしまっているのは、普段から自己管理ができていない証拠で、ひとり暮らしで3本以上傘がある方は要注意です。
それがいつも目に入る状態だとさらに運気が下がってしまいます。
不要なビニール傘は即刻処分をお勧めします。
新年から良い運気を玄関から迎えてください。
NG:年始の三が日に家事に追われる
年末年始に風水的に避けたい3つ目は、年始の三が日に家事に追われることです。
時間がゆっくりとれず年始なら大掃除がゆっくりできるという人もいらっしゃるかとは思います。
しかし三が日はいわば「非日常」の時間で、せっせと働かないのが基本です。
「三が日が一年を決める」と言っても過言ではないほど、この時期の行動は運気に大きな影響を与えます。
元旦から家事に追われてしまうのは、段取りが整っていないことの表れです。
特に運気を下げるのが大掃除で、年を跨ぐ前に済ませておいて、三が日は最低限で済むように調整するのが理想的です。
また元旦の朝一番に洗濯機を回すようなことがないようにもしたいです。
おせちを年末に作って、年始の三が日は家事を減らすという昔からの風習は、まさしく年始の三が日が1年を決める重要な特別な日ですから、家事に追われないようにおせちを作る風習が今でも残っています。
年末に大掃除やおせちの準備をしておいて、年始から身のまわりをスッキリさせると、フレッシュな運気を呼び込むことができます。
NG:契約や約束や人間関係を曖昧にしておくこと
年末年始に風水的に避けたい4つ目は、契約や約束や人間関係を曖昧にしておくことです。
契約や約束で、お金に関わることを保留にしたまま年を越すのは良くありません。
判断に迷ったり、後回しにしたくなるようなことほど年をまたがずに決断をすべきです。
契約や約束を守るのか、キッパリ縁が無かったことにするのか、スッキリして年始を迎えてください。
また通わなくなったジムの会費や、あまり使っていないサブスクなど、無駄に払い続けているものも解約してください。
知らず知らずのうちにお金が引き落とされているということは、そこに気が回っていない、意識が向いていないということです。
自分自身の気の滞りをなくすのと同時に、お金まわりの状況もスッキリと整理してください。
人間関係も同様に心配ごと、懸念事項を抱えたまま年を越してしまうと、来年まで引きずってしまいます。
大晦日に除夜の鐘を鳴らすのが煩悩を取り除くためであるように、悩みは年内のうちに解決しておきます。
人間関係のわだかまりを解消するのはもちろん、恋愛でも曖昧な関係は決着をお勧めします。
別れるか別れないかで迷っている、付き合っているのかわからない状態のまま新年を迎えると、惰性でズルズルと関係を続けてしまうのは良くありません。
人間関係も恋愛も年内のうちにきれいに整理して、スッキリとした気持ちで新年を迎えてください。
NG:捨てるべきものをずっと保有
年末年始に風水的に避けたい5つ目は、捨てるべきものをずっと保有し続けることです。
風水の基本は不要なものを断捨離することで、年末に断捨離をすることには多くの意義があります。
年末は新しい年を迎える直前で、断捨離を通じて物理的な整理を行うことで、新たな年を迎える準備を整えることができます。
特に身につける服類で、傷んだ服や下着や、着なくなった服は処分してください。
新しい一年にさらなる飛躍を目指すなら、元旦から着る洋服や身につける下着は新しいものがベストです。
新年に新調するといいものの優先順位は、下着、洋服、靴、バッグの順です。
下着だけでも新しいものにされるのが最善で、直接肌に触れる下着は、日々のネガティブな気を吸い込んでいることが多く、年始だけでなく、「最近ついていないな」と感じたら、下着を新しくするだけでも運気のリセットにつながります。
年始に新しい身につける者を変えるのはお勧めですが、勢いで不要なものを買わないようにしてください。
特に年末年始は自分へのご褒美や初売りなどで、ショッピング熱が自ずと高まる時期です。
「セールで安かったから」「この値段なら買えるから」という理由だけで買い物を続けていると、人生そのものも妥協していることになります。
後で断捨離してしまいそうなものは、モノに気が散ってしまいます。
本当に欲しいものを厳選して購入してください。
予算がどうしても見合わなければ、潔く諦めることも必要です。
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