【地鎮祭】準備物

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私が住宅の仕事を始めた25年前はほとんどの方が地鎮祭をされていましたが、最近の傾向ですと半分くらいのお客様は地鎮祭をされない方が増えてきました。

私の住む香川県のような小さい県でも地域性によって、地鎮祭をされる場合が多い地域と、最近は地鎮祭をあまりされない地域がはっきりしてきました。

地鎮祭をされる場合は、ほとんどの方が初めてで、どうしたら良いのか聞かれる場合が多いです。

今回は地鎮祭をされる場合の準備物をご紹介します。

神主さんの段取り

まず神主さんの段取りからご紹介します。

神主さんの手配は、お客様のご希望で近隣で氏子の神社に頼まれる場合と、住宅会社に依頼して手配する場合があります。

多いのは、住宅会社に依頼するほうが、準備物が楽なので住宅会社に依頼するケースのほうが多いです。

住宅会社に神主さんの手配をお願いした場合で多いのは、地鎮祭の当日に必要なのは神主さんにお支払いする玉串料だけです。

ご自身で神主さんを指定する場合は準備物の段取りがありますから、住宅会社に相談してください。

玉串料(謝礼・お礼)

■玉串料

蝶結びの赤白のお祝い熨斗袋に入れて、お金を入れておきます。

私がよく使っている神社の場合は、3万5千円のお礼をお願いしています。

お客様のご希望で近隣で氏子の神社に頼まれる場合は謝礼の相場は2~5万円程度です。

熨斗袋の表書きの上段は、「玉串料」か 「初穂料」と書いていただき、下段は個人の場合は施主の姓、法人の場合は施主の社名を書きます。 

玉串料記入例

お供え

■お米を一合

五合、または一升用意するように、という神社もあります。地鎮祭を行う神社によって、お供えするお米の量 に違いがあるので確認してください。用意するお米は洗米を用意します。

■お酒を一升

一升壜を用意します。日本酒でなくても焼酎でも良いようです。お酒は通常は施主が用意しますが、建築会社で用意する場合もありますのでご確認してください。私の会社の場合は会社でお酒をご用意しています。

■海の幸

めでたい鯛が代表的ですが、それに代わる魚でも可です。尾頭付きの魚を用意します。

そのほかの海の幸として昆布またはワカメなどの乾物を用意します。

■山の幸で季節の果物

■野の幸

野菜として、地面 の上にできるもののトマトやなすや胡瓜などと、地面 の下にできるものとして人参や大根やいも類などを用意します。

■塩を一合

また場合よっては水が一合必要な場合があります。

ちなみに一合は180ccです。お米の場合は約150gです。

■榊

榊は花屋で購入ができます。大きめの榊が必要で、ない場合は代わる常緑樹を用意します。数量は、お施主様人数と神主と施工業者の人数の合計分の本数を用意します。

お供え例

設営その他

設営や式典に必要な物をご紹介します。

■杯または湯のみまたは紙コップ

これも数量は、お施主様人数と神主さんと施工業者の人数分を用意します。

■半紙を約20枚程度

■2m程度の笹が4本

■盛用の

砂は「川砂」または「山」を用意します。

神社や住宅会社によって準備するものは違ってくるので、神主さんや住宅会社の担当に確認してください。

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