住宅の価格は昨年のウッドショックや、今の円安やウクライナ情勢の影響で、まだまだ住宅の価格が上がりそうな局面であることは、私のこのYouTubeチャンネルで再三お伝えしています。
住宅価格はまだまだこれから上がると思われる状況の中で、注文住宅と建売住宅の違いに新しい変化が出ています。
特に昨年世界的な木材不足のウッドショックで住宅の価格が大きく上がり、さらに今年に入って円安やウクライナ情勢の影響で輸入材料や原材料がこれからまだ値上がりの見込みです。今考えると少し前の建売住宅は現在では考えれないお安い価格で販売されています。
今回は注文住宅と建売住宅の特徴や新しい変化についてご紹介します。
注文住宅が向いている人
注文住宅が条件として良い人をご紹介しますと、
- すでに土地を所有している人
- 自分の好みの間取りやデザインや設備を採用したい人
- 時間をかけてじっくり作っていきたい人
- 二世帯住宅や店舗付き住宅のような特殊な建物が必要な人
などは注文住宅に向いています。
特殊ではないのですが、平家の建売住宅も少ないと思うので、平家住宅の希望の方も注文住宅になることが多いです。
注文住宅のメリット・デメリット
注文住宅のメリットをご紹介していきますと
- 好きな建築会社で建築できる
- 設計者を指名して建築できる
- ライフスタイルに合わせた間取りやデザインをきめ細かにできる
- 建築の工法・建材・設備・色を好みに合わせて選べる
そのような自由性が高い注文住宅にもデメリットがあり、
- 設計から完成まで時間がかかってしまうところです。
現在の住宅の価格や住宅ローンの金利が上昇傾向の現在では注文住宅は時間がかかる点は大きなデメリットです。特に土地から探して注文住宅を建てる場合は、土地探しから住宅の完成まで1年はかかることが多いため、例えば毎月7万円の家賃がかかるとすると、1年で家賃が84万円かかることになるので、84万円と言えば住宅をひと回り大きくできたり、広めの土地を選べたりと選択肢が増えます。すぐ購入して入居できる建売住宅と比べると金額の面では価格上昇傾向や住宅の金利上昇の局面では不利になります。
- あまりにも個性的な間取りや外観だと、中古住宅として売却しにくい
特に二世帯住宅や店舗付き住宅ですと買おうと思う方が限られたり、個性的な間取りが使いにくかったりすると売却しにくい場合があります。
建売住宅のメリット・デメリット
建売住宅のメリット
- 注文住宅より割安に購入できるところです。
一度に同じ分譲地で何棟も建築できるので効率よく建築できます。
- 購入後すぐ入居できるところ
すぐ入居できるということは、注文住宅のように住宅が完成するまでの家賃を払う必要がなかったり、住宅ローンの金利が上がる前に借入することも可能です。また、すぐに住むまないとしてもリモートワークの拠点としての二重の暮らし方や、通学させたい学校区を先に決定させる使い方も可能です。
- 生活のイメージしやすい良さがあります。設備や仕上がりや色合いを確認して購入できる
注文住宅ですと選べる良さがある代わりに、完成のイメージがつきにくいところはあります。
- 建売住宅は標準的な間取りでできている場合が多く、立地条件が良ければ売却しやすい
建売住宅のデメリット
- 外観や間取りや内装の好みを妥協しなければならない
- 建売住宅に合わせて暮らす暮らし方になります。
- 工事中の様子を確認できないので、きちんとできているのかが不安
大手ハウスメーカーも建売別件は欠陥住宅の可能性が低いですが、怪しい物件も多いと思います。きたことという動画をアップしていますので、そちらの動画も宜しかったら参考にしてください。
過去に私のYouTubeチャンネルの過去の動画で、【新築住宅の8割が施工不良】私が長年で経験してきたことという動画をアップしていますので、そちらの動画も宜しかったら参考にしてください。
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